今回は、まとめというよりかは、動画を見て、翻訳を見てみて下さい。
【動画の和訳】
0:01 皆さん、こんにちは。シェフのオースティンです。
0:03 今日は、皆さんが購入を考えているブレンダーで、色々ブレンドしてみたい物のテストをします。
0:07 購入の前に、バイタミックスとニンジャの性能を比較してみましょう。
0:16 ホモステスト
・油の乳化
・素材の混ざり具合
0:19 油を他の材料と混ぜるのは一手間ですね。そこで、今日はホモスを作ります。
0:25 フレッシュのひよこ豆と、オリーブオイル、炒めタマネギをそれぞれのブレンダーで混ぜて、結果を見てみましょう。
0:32 バイタミックスでオリーブオイルや他の材料を混ぜると、最高のひよこ豆ペーストができあがりました。
0:37 とてもクリーミーで、混ざっていない箇所は全くありません。
0:41 できあがったホモスの塗布検査をしてみましたが、濃いマヨネーズのような広がりを見せました。
0:47 ところが、ニンジャの結果はちょっと違っています。
0:50 同じ材料を入れてブレンドしたのに、結果は全く違っていました。
0:55 油分がうまく乳化されず、全体が水っぽくなりました。スムージーのような感触です。
1:01 バイタミックスの方は、油分と水分が完全に乳化されました。
1:09 油分の分子が細かくなって、油分が水分をうまくコーティングできているようです。
1:13 それが乳化のメカニズムなのですが。
1:16 ニンジャはバイタミックスほど効率的ではありません。
1:20 バイタミックスでは、刃のデザインのおかげで、中身を下部に留めながら混ぜる事ができます。
1:26 粉砂糖テスト
・粉砕能力
・細かい分子をさらに細かくする
・刃のデザイン
1:29 両マシンの刃のデザインは、かなり違っています。
1:33 こちらニンジャは、タワー型のとても鋭い刃。バイタミックスは、下の方に鈍い感じの刃があります。
1:40 次は粉砂糖を作ってみましょう。
1:43 まずはバイタミックスに砂糖を入れて30秒間スイッチを入れると、最高の粉砂糖ができ上がりました。
1:51 粉雪のようなパウダー状で、砂糖のかけらは全く残っていません。
1:55 逆にニンジャは、ここまでいい仕事はしてくれませんでした。
1:59 砂糖は、粉砂糖と言えるほどは細かくはなっていません。
2:06 皆さんもご覧の通り、ほとんどが砂糖の粒子そのままです。
2:12 バイタミックスなら、最高の粉砂糖を作る事ができます。
2:16 砂糖が刃に触れた瞬間、細かく粉砕されます。
2:19 ニンジャでは、砂糖をスライスしているイメージです。
2:22 その方法は、細かい粉砂糖を作ろうとしているときには、有効では無さそうです。
2:28 バイタミックスは、自分で粉砂糖を作る時には最高のマシンです。ニンジャではこれができません。
2:34 温かいスープテスト
・温め機能
・ブレンド後の滑らかさ
・モーターの馬力
2:38 バイタミックスもニンジャも、1,500ワットのモーターが内蔵されています。こちらはすごいパワーです。
2:43 最高2馬力のパフォーマンス。
2:46 続いて、温かいスープ機能について、バイタミックスと同モーターを持つニンジャが、同じ結果を出せるかどうかを検証しましょう。
2:55 バイタミックスには温かいスープ機能がついています。チェダーブロッコリースープを作って試してみましょう。
3:02 5分間で、熱々のスープの出来上がりです。スープは完璧なピューレ状になりました。
3:09 同じレシピをニンジャブレンダーでも試してみましたが、結果はちょっと違っていました。
3:15 温かいスープ機能は無いため、5分45秒間ハイスピードでブレンドしました。
3:19 この時間ブレンドし続けても、スープはまだ完成できませんでした。
3:25 温度は約27度。室温です。
3:28 時間をかけても、温かいスープはできませんでした。
3:32 6分以上ブレンドし続けても、スープの滑らかさはバイタミックスほどではありません。
3:39 バイタミックスでは、容器の中で必要なスープを作り出せました。
3:43 バイタミックスのデザイン性に優れた鈍い刃が、コンテナの中で摩擦を起こし、スープの温度を温める事ができるのです。
3:52 ニンジャのタワー型の刃は摩擦が起こらず、バイタミックスの様には温度を上げる事ができません。
3:59 アイスクリームテスト
・氷の粉砕
・温度上昇なくブレンド
4:02 バイタミックスもニンジャもアイスクリームを作る事ができますので、どうなるかを確認してみましょう。
4:07 アイスクリーム作りは、キッチンの人間にも楽しい物です。
4:10 ブレンダーにアイスクリームの材料を入れます。氷、ココアパウダー、砂糖、濃厚クリーム。
4:17 バイタミックスのプリセットメニュー「フローズントリート」で、55秒間混ぜながらブレンドすると、最高に美味しいアイスクリームの出来上がりです。
4:24 氷は細かくなり、脂肪分の少ないアイスクリームの出来上がりです。いい仕上がりですね。
4:32 同じレシピをニンジャでも試してみます。
4:34 ニンジャにはアイスクリーム機能は無いので、製造業者の推奨通り「高」スピードで55秒間ブレンドしました。
4:41 結果は、どちらかと言うとチョコレートシェイクの様な物ができ上がりました。
4:44 アイスクリームにはならず、氷は細かく砕けませんでした。
4:50 ミルクシェイクだとしても、あまりレベルの高いシェイクではありません。
4:54 砕けていない氷の塊があり、飲めなさそうです。
4:57 氷を細かく砕く性能からして、バイタミックスの圧倒的な勝利です。
5:02 氷がとても細かく砕けて、氷の周りの材料を凍らせ、クリーミーなアイスクリームができました。
5:09 ニンジャで、別の容器を使ってアイスクリームを作ってみました。
5:13 ニンジャのオフィシャルページで確認すると、アイスクリーム作りには、こちらの「フードプロセッサーボール」が推奨されていましたので、実際にやってみました。
5:20 ですがやはり、結局同じ様なチョコレートスープのでき損ないが完成しました。
5:24 生地テスト
・練り能力
・材料のかき混ぜ
5:27 バイタミックス、ニンジャのどちらもが、パン生地を作る事ができます。
5:30 実験のため、全ての材料を同時に入れてかき混ぜるだけのレシピを選びました。
5:34 バイタミックスでは、いい生地ができました。ボタンを押した瞬間だけブレンドされるパルス機能を使いました。
5:40 容器に引っ付く、生地周りの液体を寄せ集める必要がありますが、そんなに難しい事ではありません。
5:46 ニンジャの方は、生地作りには小さい容器を使うよう推奨されていましたので、こちらの容器を使いました。
5:52 こちらもパルス機能を使い、容器に引っ付く液体を寄せ集めながらブレンドしました。
5:57 10分ほど生地を休ませた後、生地の伸び具合を確かめるストレッチテストを行います。
6:03 バイタミックスで作った生地は、なめらかで伸びがいいです。いい具合のグルテンができています。
6:09 ニンジャで作った生地は、少しは伸びるのですが、すぐにちぎれてしまい、比べ物になりません。
6:15 しっかりとしたグルテン作りは、柔らかいパン作りの要です。
6:19 それぞれのマシンで作ったパン生地を焼いてみました。
6:22 ご覧の通り、バイタミックスで作ったパンは約2倍に膨らみ、膨らんだ空気の穴が全体にうまく広がっていますね。
6:29 ニンジャで作ったパンはほとんど膨らまず、また生地が均等に混ざっておらず、ちょっと歯ごたえがあります。
6:38 パン生地についてはジョークを言おうかと思いましたが、いや、ここでの勝者もバイタミックスでした。
6:43 スムージーテスト
・繊維食品のブレンド
・ブレンドの一貫性
・口当たり
6:49 ブレンダーと言えば、スムージーですね。続いてはグリーンスムージー作りで、バイタミックスとニンジャの性能をテストしましょう。
6:56 スムージーで大事なのは、フルーツや野菜の塊、繊維が残っていない事、口当たりがいい事です。
7:04 それぞれのマシンがどんな仕事をしてくれるかを、細かく見ていきましょう。
7:08 バイタミックスにはスムージー専用のボタンがありますので、そちらを使います。
7:12 こちらのスムージーでは、材料の塊は全く残っておらず、ニンジンの塊も無く、キャベツに至ってはとても細かく粉砕されていて、口当たりが良く飲みやすいスムージーができ上がりました。
7:30 ニンジャでも、バイタミックス同様スムージーボタンで同じ時間ブレンドしました。
7:35 結果は、大失敗です。
7:38 最高に口当たりの悪いスムージーです。
7:41 りんごの皮、キャベツの塊、ニンジンの大きな塊。
7:49 キャベツの様な硬めの葉野菜を入れて、フルーツと野菜のグリーンスムージーを作る場合には、ニンジャの鋭い刃では太刀打ちできません。
7:57 口当たりの悪いスムージーができてしまいます。
8:00 一人用のブレンド容器も使ってみました。まず、先ほどのレシピの半分しか一度に作る事ができません。
8:06 しかし小さい容器では、初めの容器と比べると圧倒的にいい結果が出ました。
8:10 いい結果ではありますが、バイタミックスと比べると、やはりピューレ作りの性能は劣っています。
8:16 耐久性テスト
・操作
・ドライブソケット
・刃
・容器の造り
・容器落下時の耐久性
8:18 それでは続いて、各ブレンダーの耐久性を見ていきましょう。
8:21 バイタミックスA2500の操作は、簡単なインターフェイス。真ん中にあるダイヤルで10段階のスピードに調節でき、様々なセットメニュー、押している間だけブレンドするパルス機能とそのボタンがあります。
8:36 セットメニューのためのカウントダウンタイマーもあります。
8:40 ニンジャはボタン操作です。3段階のスピード調節と、一種類のみ小さい物をブレンドするための「シングルサーブ」ボタン、電源とパルスボタンがあります。
8:49 テストしてみると、ニンジャのボタンは反応があまりよくありませんでした。
8:53 動くまで何度もボタンを押さなければならない事もありました。
8:57 バイタミックスのドライブソケットは、上下とも金属製です。
9:00 金属はバイタミックスの高い回転数を可能にしています。
9:04 ニンジャのドライブソケットと、刃の底辺部分はプラスチック製です。プラスチックとプラスチックが組み合わさっているという事ですね。
9:12 もちろんプラスチックは金属ほどは耐久性がありませんので、時間と共に劣化していきます。
9:17 バイタミックスの刃は、組み合わせ部分の全てが金属製です。
9:22 4枚刃は触れても安全です。
9:27 ニンジャの刃は、特製のタワー型刃で、ブレンダー本体から外す事ができます。
9:32 組み合わせ部分はプラスチック製ですが、刃は鋭い金属製です。
9:36 とても鋭利な刃なので、手を切らないよう、触れないでくださいね。
9:38 包丁と同じですが、鋭利な刃は時間と共に切れなくなってきます。
9:44 新発売のシリーズ以降、バイタミックスの容器にはワイヤレスの探知機能が付いています。
9:50 これにより、どのタイプの容器を設置しているかを、ブレンダー本体が探知できます。
9:57 本体が、容器によって強さやブレンド時間を自動で変化させるので、容器の寿命は伸びます。
10:04 容器はVPA3という耐久性の高い材質でできており、クリップオンのゴム栓付き蓋があるのでブレンド中に中身が飛び散る事はありません。
10:13 ニンジャはプラスチック製の容器で、蓋がカチッと言うまでしっかり閉めないと、本体が動かない設計になっています。
10:21 蓋には注ぎ口の窓も付いています。
10:25 ニンジャで素晴らしいと思うのはこの安全特性で、競合の中でも特別だと思います。
10:33 プラスチックにも色々あり、強さも様々です。
10:41 冷蔵庫の上などにこういったキッチン家電を保管する人は多いですので、耐久ストレステストを行う事にしました。
10:48 ブレンダー容器を冷蔵庫の上に置き、そこから床に落として、容器が壊れないかをテストします。
10:58 かなり大きく欠けてしまったのが分かりますね。そこから容器全体にかけてヒビが入ってしまいました。
11:09 何事も起こらなかったかの様です。全く無傷。バイタミックスは、落下をも生き残りました。
11:15 今日は色々なテストをしてみましたが、バイタミックスは全てのテストでニンジャを圧倒して勝利しました!